2017年9月19日火曜日

梨の皮

 梨をもらった。

 幼い頃からの好物で、初めて食べたときの感動と、「梨というものがあるのになぜりんごがあるのだろう」という乱暴な感想を今でも覚えている。

 そこからしばらく生き続けてみたら、皮ごと食べられるりんご(ひらがなの方がおいしそう)の価値に気づいたんでね。長生きはしてみるもんですよね。

 小学生のときにね。細かいシチュエーションは覚えてないんだけど、梨をね、丸かじりさせられるっていうことがあったんだよね。大好きな果物を、望まない形で食べさせられるっていう、神経質な少年にとって耐えがたい出来事が。

 「本当はこうやって食べたいのに」っていう強いこだわりと悔しさと、少年の中の「梨のおいしさ」の対極にある、皮のざりざりした感触。

 そのときに固定されちゃったんだろうね、「梨は皮をむくもの」っていう考えが。

 だけど目の前に梨が三個並んだときに、「皮ごと食べたいな」と。何でもね、なるべく丸ごと食べたいなって思うから、今は。

 食べたらさ。

 おいしいのね、皮ごと食べても。ちょっと柔らかくなっちゃってたのも幸いだったのか、和梨に欠かせないしゃりしゃりした歯触りがこう、皮によって補強されて。食べたら身体がかーっと熱くなって。

 検索してみたら何ですか、代謝を活発にする成分が皮に含まれているらしいんですってよ奥さん。いやー、食べてみるもんだね。

2017年9月14日木曜日

蒸かし野郎

 紀の国屋のあわ大福が好きなんどす。……いや、自分でも食べものっていうか、甘いものの話ばっかりだなって思うんで、京都っぽく書けば違って読めるかなと。

 えっと。

 そうそう、あわ大福。自分で買ったことはなくって。ときどきね、いただくんです。箱に三つ入ったのをね。妻と一つずつ食べて、とりあえず一つ余る。味が濃いから、いや、濃厚な味わいだから、続けてもう一つ食べるざますよ甘いもの大好きざますから、とはならない。

 本物の和菓子だから、ちょっと経つともう、固くなる。

 凍らせようか、でも凍ってるあわ大福なんて見たくないしという訳の分からない思いもあって、そのまま固くならせておく。

 それをね、わざわざ蒸かすのが楽しいよね! 「むす」んじゃなくって「ふかす」って言いたいよね!

 ね!

 明け方に独り、蒸し器を出して、たった一つのあわ大福を蒸かします。

 餅と粟による皮が分厚いので、焦らずゆっくり蒸かします。


 ……ZenFone 3で撮ったら色が違うな。高いハンバーガーに見えるのはなぜだ。

 それ以外に後悔はない。

 みはしに行ったとき、妻が「粟ぜんざいも食べたいなー」と言っていたな。粟ぜんざいを食べたような気にもなれる、ワタシだけの贅沢な逸品ねうふふ。

2017年9月13日水曜日

ダイエットじゃないんすよ

 タカナシに恨みはないけど、なぜこうもタカナシばかりなんだと「無脂肪乳」で検索しようとするとすぐ、「無脂肪乳 ダイエット」が表示される。

 僕が無脂肪乳無脂肪乳言ってるのは別に、痩せたいとか太りたくないとかではなくてですね。単純にもう、乳脂肪が合わない。だったら無理して摂らんでもというのはあるけど、「摂ってて良かった(たぶん)」と思うことも多いんでね。

 甘いものが好きだけど、生クリームは昔から苦手で。場合によってはもう、震えるほど苦手で。ド定番のいちごのショートケーキなんかね、やっぱりこう、食べたくなるときがあるじゃないですか。食べたかったから食べたのに、食べたくて食べたくて震えるんじゃなくって、生クリームが合わなくて震えちゃう。これはたいそう寂しゅうございます。

 それがね、普段摂るものを無脂肪乳にしとくとね。何かちょっと、生クリーム大丈夫な場面が増えてくる。狙ってやってたことじゃないから嬉しいよね。

 ……だとすると。

 「卵黄だけを贅沢に」が引っかかるってのは甚だ身勝手ということになってくるのだろうか。「卵黄だけを贅沢に使ったお菓子に罪悪感があるなら、一緒にメレンゲクッキーを食べたらいいじゃない」と、マリー・アントワネットが言いました。(※個人の作り話です)。

2017年9月12日火曜日

我が生涯に一片の卵白なし

 「卵黄だけを贅沢に使用」って言われるとテンションが下がる。

 即座に「で、卵白はどうしたの?」と思ってしまう。

 お菓子屋さんだったらメレンゲとか、料理屋さんなら玉子スープとか、もちろんその、使い道は色々あるんだろうけど。

 「卵白だけを贅沢に使用」って聞かないような気がするのは僕だけか。何だろう、それも引っかかるのかなあ。「目玉焼きのどっちかだけ延々食べろ」って言われたら迷わず白身なのに、黄身よりも軽く扱われるのが嫌なのか。

 あ、いっぱい食べられない部分だけをわざわざ使うから贅沢なのか。

 いやー、でもなー。卵黄だけを贅沢にって言われると選ぶのやめちゃうんだよなー。

2017年9月10日日曜日

ソフトアイス

 ソフトアイスはさ、ソフトクリームじゃないよね。

 断じて。

2017年9月9日土曜日

ソフトクリーム

 ソフトクリームを思い浮かべるだけでテンションが上がる。

 ソフトクリームなら何でもいいんじゃなくって、「おいしいソフトクリーム」がいい。あっ、こう書くとあれでしょ、いかにもうるさそうでしょう。違うんですよ。僕だってね、食べるソフトクリームのすべてを好きになりたい。

 だけど、おいしくないソフトクリームっていうか、ソフトクリームなら何でもいいと思ってやがるなっていうソフトクリームがね、多いんですよ結構。

 「牛乳くささ」こそが牛乳の風味だと感じる人と、「牛乳くさくない」牛乳の方が好きだと感じる人とではね、乳製品に対する感覚が違うでしょうから。僕は後者なので、まあそういう好みになってきますわね。

 久しぶりにあんみつの「みはし」のソフトクリームを食べて、しみじみ「ああ、ここのがもう、断然好きだわー」と思った次第。

 週に何度も行くわけじゃないんで、単品じゃなく、クリームあんみつとして食べるんですがね。何でしょうねこのおいしさ。黒蜜風味で。おいしすぎて好きすぎて、今度はもうソフトクリームだけ頼んじゃおうかなと思うものの、食べ進めるともう、黒蜜もこしあんも求肥も寒天も全部おいしいもんだから、結局またクリームあんみつを頼んじゃう。

 っていう幸せの形。

2017年9月6日水曜日

口ひげ、いや口ほどにもない

 入り口に掲げてあるメニューに「胃もたれしない」って書いてあるから、そのカレー屋に入ったのです。安心して、そしてもちろん期待して。

 連日「カレー食べたい」と言っていた妻と、「もたれないならいいか」と思った僕。

 もたれたわ。二人とも相当もたれたわ。

 「もたれについて全然ちゃんと考えてないだろ」って思って、店っていうか、会社のサイト見たら納得したわ。

※個人の感想です